からくりカー創造豊か 松山で県大会
からくり仕掛けでパフォーマンスしながら走るリモコンカーの出来栄えを競う全国少年少女チャレンジ創造コンテストの愛媛地区大会が3日、松山市久米窪田町のテクノプラザ愛媛であった。最優秀賞に「ohenro~世界遺産へ~」(砥部中学校2年・3人)、優秀賞に「龍龍」(砥部小学校5年・2人)が選ばれた。
県発明協会主催で7回目。砥部町の小中学校の5チーム13人が出場した。各チームは地域性や話題性をテーマに、工夫を凝らした「からくりカー」を製作した。
最優秀賞の「ohenro―」チームは「四国遍路を世界遺産へ」がテーマ。電磁石を使ってお遍路さんの人形を移動させ、空気で動く空海の人形を追いかける仕掛けで、観客を驚かせた。同チームは、11月に東京工業大で開かれる全国大会出場を決めた。